キラキラ輝く宝石のようなチョウを呼ぶマジックツリー「エノキ」。国蝶と言われているオオムラサキを始めとして、テングチョウ、ゴマダラチョウ、ヒオドシチョウ、アカボシゴマダラなど幼虫時代エノキの葉を食べているのです。運が良ければ、先端の葉を食べているタマムシにも会えるかも。源流保水の森では、千本エノキの森を作ろうと中下流から植樹に訪れている方がたくさん。
さて、源流だけでなく気をつけてみると街中にもしっかり芽を出しています。エノキたちは「どうしてこんな狭いところが好きなの?」というようにフェンスの傍や道路脇の植栽の中に点々と生えているのです。一体どうして???
よく見ると上空に電線や木の枝など止まり木があります。エノキのおいしい実をたらふく食べた鳥たちの落とし物の〇〇〇から栄養をもらって、あちこちでちゃっかり新しい命を育んでいるのです。
皆で“街のエノキみつけ”をしてみませんか?