鶴見川では各地のイベントを通して、水マス推進サポーターによる、水マスタープランに関わる学習・研修実践が進められています。
11/23(金・祝) まむし谷ウォーキング『~慶應義塾大学日吉キャンパスにおける流域貢献の取組を学ぶ~』開催
●主催:慶應義塾大学・日吉丸の会
当日は雨天となりましたが、雨の日だからこそできる企画として、ウォーク前半は、雨水の流れをたどりながら分水界に沿って歩き、大地の凸凹を確かめる「分水界ウォーキング」を実施しました。
当会は「水マス推進サポーター」として水マス推進に協力していますが、今年度特筆すべき点は、保水貢献として「防災調節池」を慶應義塾大学が設置し、さらに当会がビオトープ化の取り組みを開始したことでしょう。
「防災調節池(愛称:ひよ池)」、そして「一の谷」を見学し、防災調節池などの保水貢献/一の谷における雑木林・水辺再生・生物多様性保全などの当会の取り組みと、「水マス」の関係について、参加者に紹介しました。
他の水マス推進サポーターの団体にも多数のご参加をいただきました。ありがとうございました。
慶應義塾大学・日吉丸の会
11/24(土) 綱島高水敷クリーンアップと外来植物除去による植生管理 見学会
●主催:鶴見川中流応援団
●協力:流域自然研究会、綱島バリケン島プロジェクト(カワウネットワーク)
水マス推進サポーターを含む5 団体が参加し、7 つの水マスアクションプラン(AP)の内の「重要種の保全と外来種駆除に向けたAP」ならびに「TR ネットの鶴見川流域クリーンアップ作戦」の2 つのAP に関する見学会を行いました。
まずは周辺のクリーンアップ。川で、街で、流域で、ごみを減らすために、そこに暮らす人たちに川を好きになってもらおう、街と川のつながりと流域を意識してもらおう、という趣旨で19 年目を迎えた流域クリーンアップ作戦について、実際の活動を体験しながら紹介。
続いては、早渕川合流点までウォーキングをしながら、自然植生の保全・回復の活動現場を見学。「生きものの生息・生育・繁殖環境の保全・回復」のためnpoTR ネットが企業からの支援(2009 ~ 2011 年度:三井物産環境基金、2012 年度~:AQUA SOCIAL FES!!)を受けて外来植物のアレチウリを除去し、在来植物のオギ・アシ原を回復する活動を紹介。
都市の真ん中で、自然を保全・回復し水辺にふれあうための取り組みについて理解を深めた活動になりました。
鶴見川中流応援団
鶴見川流域水マスタープランの詳細については http://www.ktr.mlit.go.jp/keihin/keihin_index049.html
(国土交通省京浜河川事務所)
をご覧ください。