小網代の谷は「奇跡の自然」
流域思考による27年にわたる
保全活動の歴史が一冊に
アカテガニの賑わい暮らす三浦半島・小網代の谷は、全長1.2ｋｍの浦の川の流域です。かつて全面開発の危機にあったその谷は、2 7年にわたる保全活動が実り、2011年、神奈川県による全面保全が実現。2014年の一般公開にむけ、自然の再生・管理、散策ルート整備の真っ最中です。
2012年春の＜緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰＞を機に、森と干潟と海の連接する奇跡の自然をアピールし、行政と連携して保全作業を続ける「NPO法人小網代野外活動調整会議」の歴史、ビジョン、実践と夢が、一冊の本になりました。
ひとつの流域“まるごと”の全面保全が実現した小網代の谷は、日本全国でも類い稀な、まさに「奇跡の自然」。流域思考による保全活動の歴史が、ここに記されています。
全国の書店またはインターネット等でお買い求めいただけます。ぜひご一読ください。
「奇跡の自然」～三浦半島小網代の谷を「流域思考」で守る～
価格：1,680円（本体価格：1,600円）
著者：岸由二（慶應義塾大学教授/生物学）
出版社：八坂書房
ISBN：978-4-89694-994-0
●NPO法人小網代野外活動調整会議ホームページ
http://www.koajiro.org/
●「小網代の谷のカニ図鑑 Crabs of Koajiro All Illustrated」はこちら
