去る６月29日（金）、npoTRネットは、横浜市のご推薦を受け、平成24年度地域環境保全功労者等に贈られる環境大臣表彰を受賞しました。グランドアーク半蔵門での式典には理事2名、事務局長が出席。18名・27団体のひとつとして表彰を受けました。
横光環境副大臣と記念撮影
今回の受賞は、横浜市域における長年にわたる学習支援、活動拠点整備、自然環境の調査や保全の実践、クリーンアップなどの地域貢献活動が大きな評価を受けたものです。本年2月には、第19回横浜環境活動賞表彰において、市民の部・生物多様性特別賞ならびに同大賞を受賞したばかり。流域最大都市・横浜市からの表彰ご推薦は、バクの形の鶴見川流域で交流する連携TRネット45団体全ての喜びでもあります。
Rio＋20の開催された本年、TRネットは、生物多様性の保全・回復分野において、トヨタのアクアソーシャルフェスへの協働、株式会社東芝、キリンビール株式会社との連携など、企業交流にも恵まれています。秋には、横浜市の生物多様性地域戦略の一環でもある、「よこはまbフェスティバル」、「よこはまbデイ」も全力応援してゆきます。
安全・安らぎ・自然環境・次世代重視の流域文化の実現を目指して活動を開始して21年。第一次生物多様性国家戦略の地域モデルともなった「生物多様性保全地域モデル計画（鶴見川流域）」から15年あまりの年月を経て、TRネットの流域思考は、防災・治水分野とならび、生物多様性貢献分野においても、いま、新しい時代を開こうとしています。
npoTRネット代表 岸由二
