鶴見川の支流早淵川、これまでTRネット(NPO/連携)はセンター南駅至近の早淵川親水広場などでアユの遡上は確認していましたが、産卵場所がどこかなどは未確認の状態でした。10月21日に行ったアユ産卵実態調査では早淵川親水広場周辺で産卵直前と思われるアユの群れを確認したため、11月11日に再度調査に入り、流下する仔魚を確認。産卵場所はこの近辺と睨み、11月15日には石に産み付けられた卵も確認しました。周辺は2007年に早淵川親水広場と共に整備されましたが、マルタウグイの産卵と共に今回アユの産卵も確認できたことで、早渕川に暮らす生物にとっても重要な場所となっているようです。
※上記調査日はアユの禁漁期間中ですが、国土交通省によるアユの遡上についての情報提供のため、特別採捕許可をとって調査を行っています。
※捕獲したアユは、すべて川へもどしました。