昨年は、大震災、津波、豪雨と、巨大災害の危機つのる一年となりました。
下流域に鶴見川・多摩川の共通氾濫域(ドラゴンゾーン)を抱えるバクの流域でも、津波対策が本格化。温暖化豪雨時代を控え、二百年、三百年に一度の大氾濫への備えも、さらに明確になってゆくことでしょう。9月、こどもたちの歓声に包まれたRAC全国大会成功への厚いご支援も振り返りつつ、思うことまことに多き一年と、なりました。
今年は、6月、持続可能な緑の経済をテーマとするRio+20サミットが開催されます。私どももまた、行政・企業とのさらなる連携も工夫しつつ、「安全・安らぎ・自然環境・福祉重視の自然と共生した持続可能な流域文化」創造に向け、一層の努力をすすめて参ります。
本年もまた、ご支援・ご指導のほど、よろしくお願いいたします。
平成二十四年 元旦
NPO法人 鶴見川流域ネットワーキング
代表理事 岸 由二