バクの流域ツーリズムとは、あなたの身近な街を、川や谷・尾根の道など、自然が創りだした大地の凸凹「流域」にそって、楽しみ、歩き、感動と再発見の旅にでる。そんなテーマのもと、ウォーキングイベントや販売物などの企画を行っているプロジェクトです。
バクの流域ツーリズムがおすすめする旅のフィールドは、あなたの足元から鶴見川の水系にそって広がっています。鶴見川流域ウォーキングMAPなど片手に、あなたの家から、最寄の駅から、川にそって、尾根にそって、探検を進めてみましょう。普段 暮らしている街でも、きっとたくさんの再発見が待っているはず。
さあ、足元の流域ワンダーランド探検へ出発しよう!
鶴見川とその流域
「流域」ってなに?
雨が川に集まる地表の領域、外周を尾根で区切られた大地のくぼみのことを「流域」といいます。流域は、川が創り出した、大地の凸凹の基本の領域です。
生きもののにぎわい溢れる鶴見川
鶴見川は、町田の源流に発し、主に横浜市北部・川崎市の一部を流れて、横浜市鶴見区生麦で東京湾に注ぐ一級河川。流域は、約85%ほどが市街地化され、188万人の人々が暮らす、典型的な都市河川です。しかし、そこには丘陵や台地などの多彩な凸凹があり、水系や尾根、谷にそって多様な生きもののにぎわいが。鶴見川流域は、都市と生きものの共存するワンダーランドなのです。
バクの流域ツーリズムの楽しみ方
あなたの住む身近にも、川や谷戸、尾根が広がっています。そんな自然が創りだした道にそって歩いてみましょう。大地の凸凹「流域」を、カラダで感じてみてください。きっとそこには、生きものたちのにぎわいが待っているはずです。
ウォーキングのお供には、鶴見川流域ウォーキングMAPがおすすめ。バクの流域地図を片手に、「いま、バクのお腹のあたりを歩いているんだ!」「ここはバクの右後足かな?」と分かるようになったら、あなたはもう流域ツーリズムの達人です。
川歩き
川にそって歩いてみましょう。鶴見川は、ニュースでは汚染や洪水の話題ばかりが目立つ川かもしれませんが、実は、アユも暮らす自然のにぎわう川でもあります。河川敷にも野鳥など多くの生きものが集まってきます。さらに、川沿いからはすばらしい眺望がのぞめるポイントがいくつもあります。都市の中を貫く自然のベルト~鶴見川を、ぜひ歩いてみてください。
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谷戸歩き
谷戸とは、小さな谷のことをいいます。谷戸がいくつも集まって、1つの大きな流域になります。鶴見川流域は、かつてはこの谷戸地形がいくつも見られましたが、開発によって谷戸地形がはっきりと見られるところは少なくなりました。それでもかつての谷戸の地形や自然が残っているところが、流域にあります。美しい谷戸の風景を探して、歩いてみましょう。
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尾根歩き
土地の低いところを川が流れ、谷がある、すると当然標高の高いところもあります。標高の最も高いところを結んだ線(=流域の境)を、尾根(線)といいます。この尾根に沿って歩くと、眺望のよいところがたくさんあります。すばらしい景色で、心も体もリフレッシュ。
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イベントに参加してみよう
鶴見川流域では、市民団体主催のウォーキングなど様々なイベントが、週末を中心に定期的に開催されています。自分で歩いているだけでは分からない、新発見が待っているかも。週末のスケジュールに、ぜひ加えてみてください。
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